先日、ゲンロンこども教室に行ってきたのでその時のことを記しておきたい。ゲンロンこども教室とは、カオスラウンジが講師陣になって定期的に五反田のゲンロンカフェで行われる子供向けのアート教室である。こども教室もできて3年目になるが、できた当初からずっと行きたかったイベントなのだ。しかし娘がある程度の年齢にならないと参加したって何もできないのは容易に想像つく、ので参加をずっと我慢してた。娘が成長するまでこども教室やってるといいなあ、とぼんやり思っていた。ところが、3期1回目の授業終了後に「次回からは2歳児でも参加できるような内容にする」と東浩紀さんがツイッターで明言してたので、行っていいんだ!となり3期2回目の授業に2歳7か月の娘と参加した次第である。
最初はゲンロンカフェの雰囲気に娘がビビって泣き出してしまい、1時間ぐらいずっと入り口で見てるだけだったんだけど、みんな優しく声をかけてくれた。最初に声をかけてくれた利発そうな女の子(後で気づいたのだが東さんの娘さんの汐音ちゃんだった)、ほしおさなえさん、娘につきっきりで指導してくれた梅ラボさんとスタッフの女性、皆さんのおかげでようやく娘も場になじみ作品(?)を完成するに至ったのだった。この2時間ですげえ成長した!感慨深い!参加してよかった!
この教室のおかげで娘と工作する楽しみに目覚めたので、後日娘とダンボーをつくってあそんだ。
いやーほんと参加してよかった。そもそも俺は昔からの東浩紀ファンなのだ。そして娘が生まれ、娘と一緒にゲンロンカフェのイベントに参加すること自体がとても感慨深い。
~俺と東浩紀~
存在論的、郵便的。狂気のイベント「夜のファウスト祭り」でもらった
クォンタム・ファミリーズ。カオスラウンジの個展で東さんつかまえてもらった
思想地図β1号。発刊記念トークショーでもらった。このすぐ後の忘年会でつかった映像の著作権で東さんと宇野さんは仲たがいすることになる
日本2.0。コンテクチュアズからゲンロンとなって初めてゲンロン事務所を公開したときのイベントでもらった
東京から考える。ゲンロンカフェができてまもない頃のイベントでもらった。
娘と一緒にはじめて参加したこども教室でもらった。ここまで来るのに12年かかった。
こども教室に参加するためにゲンロン友の会に参加し、勢いで今夜のゲンロン総会のチケットも取ってしまったので勢いで書いた古参アピール。以上です。