ブックオフ100円ステッカー/アナログスタンプの遊び方

ブックオフの100円コーナーめぐりが好きである。自分の生活圏の秋葉原御徒町田原町錦糸町にあるブックオフを定期的に巡回するのを趣味としている。買うのはあくまで100円の古本のみ、である。そして100円で買った本は読んだら必ず古紙として資源ゴミに出す、再び古本市場に流さない、というのがマイルールである。そもそもブックオフで100円コーナーに並ぶ本は需要に対して供給が過多なので、だったら資源として再生した方が(地球規模で考えた場合)よいのでは、という個人的な信念に基づいている。なので100円の本を読んでは捨て、読んでは捨て、をけっこうな頻度で繰り返している。

 

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そのサイクルを繰り返しているうちに、どうせ捨てるなら遊んでから捨てようかな、という気になった。

 

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利根川先生を切り抜いてみる。

 

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裏に両面テープを張る。

 

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パソコンに張ってみる。

 

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悪魔的発想…!!!

 

良い。すごく良い。この躍動感。そして口元の笑み。まるでギリシャ軍の勝利を知らせるためマラトンからアテネまで走る兵士のよう。これが税込108円で買える利根川オリジナルステッカーである。

 

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何かに使えそうなので、印象的なコマも切り抜いておいた。いずれ大竹伸朗のようなスクラップブックをつくる機会があったら使おうと思う。そんな機会、一生なさそうだけど。

 

そうなってくると、108円で他にもステッカーをつくりたくなってくる。俺の中でステッカー映えしそうな表紙のマンガといえば、なんといってもドラゴンボールである。ドラゴンボールステッカー、つくりたい。

 

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完全に本末が転倒しているけれど、ステッカー欲しさに100円コーナーでドラゴンボールを一冊買ってきてしまった。

 

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良い。まるで最初からステッカーになるべくあつらえたかのよう。

 

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同じように印象的なコマを切り抜いてみた。たった一冊でこれだけの量の「!!」があったのだった。バラしてみないとなかなか見えてこない事実である。

 

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手帳に1枚貼ってみた。緊張感が高まってくる。重要な締切や打ち合わせがある日のページに貼って緊張感を高めていくのが効果的な使い方ではないだろうか。いわばLINEスタンプのアナログ版である。俺も常に「明日サイヤ人が地球に攻めてくるかもしれない」という緊張感をもって業務にあたりたい。

 

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有名なヤムチャ死亡シーンである。しかしこうしてバラしてみると、サイヤ人チームの「ニヤ」がかなり印象的であった。

 

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あと新鮮な発見としては、場面転換で使われるカメハウスのコマが自分の中でかなり良かった。俺も老後はこんなとこで過ごしたい。瀬戸内海あたりに売ってませんかね。

 

…切り抜いてみてわかったことだけど、ドラゴンボール、1コマ1コマがかなり完成度が高く、その辺にペタペタ貼りたくなってくる。さすが鳥山明だ。

 

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よく家のポストに入ってる宣伝のマグネット。

 

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コマを切り抜いて両面テープでマグネットに貼り冷蔵庫に貼ってみた。

 

「わ、わかったぞ!お、おまえ、食べる気だな…!!」

 

「食べるかっ!!!」

 

夜に小腹が減るとつい冷蔵庫をあけて夜食を物色してしまいがちな自分への戒めとしたい(デブ)。