3歳8か月

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ふと手に取った椎名誠岳物語を読んでいたら、あれ、こんな話だっけ、なんかとてもすごく沁みるんだけど…となって自分でもびっくりした。自分が中学生だった頃に読んだ時の記憶では岳というやんちゃ少年の話だという受け取り方をしたのだけど、今読むとこれは完全に父親である椎名さんの話であり、父として子とどう接していけばいいのかと悩みながらも手探りでつきあっていく父の物語でもあった。

 

 

岳物語 (集英社文庫)

 

 

 自分が子どもだったら「となりのトトロ」や「よつばと!」のような父に憧れるし、椎名さんも完全にあのタイプだと思っていたけど、ああみえてやっぱり悩みとかあるんだよな、そりゃそうだよな、となった。

 

俺だって娘との付き合い方に悩みはある。目下の悩みはプリキュアだ。

 

半年前から娘はプリキュアにドはまりしている。日曜朝8:30といえばBSプレミアムの「みんなDEどーもくん!」と相場は決まっていたのだけど、今や完全にプリキュア派であり、子どもながらもの凄く真剣にプリキュアを観ているのである。

 

ここで悩みがある。それは、俺もプリキュアを観るべきなのだろうか、ということである。いや、観ようと努力したことはあった。しかしキャラの名前がまず覚えられないし、途中からだとストーリーも分からず世界観もよく分からない、ので内容がスッと頭の中に入ってこないのである。

 

いや、お前に本当に覚える気はあるのか、真剣度が足りんのではないか、という批判はあると思う。しかし悩むのが、本当にそんな努力をしてまで観るべきなのだろうか、ということである。

 

仮に俺が努力をしてプリキュアの物語を解したところで、娘に「そんなうっすい知識で無理に話をあわせてこないで」と思われたら終いではないか。一体俺は父としてどうプリキュアと付き合っていけばいいのか。娘が真剣に好きなものに対し、理解しようと思うべきなのか。それとも娘の聖域に下手に立ち入らない方がいいのか。分からない。椎名さん、俺を導いてくれ…

 

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無印のおやつで何が一番ウィスキーに合うのか選手権


r.gnavi.co.jp

 

またぐるなびみんなのごはんで記事を書きました、今までで一番多くの反響があって嬉しいです!

 

まあタイトルはかなり断定調で書いてますけど、どの酒にどのつまみが合うかなんてものは個人の主観でしかなく正解なんてものはあるわけないと俺は思っており、「俺はウィスキーと芋けんぴこそが最も合うと思う」「いちばんウィスキーに合うのはせんべいじゃね?」みたいなコメントも楽しく拝読しております。そのような「おれのかんがえるさいきょうののみかた」をわいわい言いながら酒を飲むのが一番楽しく至福の時間であると思っているからです。

 

そういう意味では、俺があの記事で伝えたかったことは、ケーキとウィスキーの組み合わせは美味しいよということよりもむしろ、スイーツ飲みは楽しいよ、ってことです。未読の方がいらっしゃいましたら是非ご一読ください。

 

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話かわりますけど無印のおやつ売り場はやばいくないですか。どれもウィスキーにあいそうなおやつばかりで、もはや酒の肴としてしか見れないんですけど?っていうレベルでやばいです。どのおやつもそのまま銀座のバーでおつまみとしてでてきても何ら不思議ではない。

 

ではそんな無印おやつのなかでおれがえらんださいきょうのつまみ、聞いてもらっていいですか。

 

無印のホワイトチョコがけイチゴ。

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f:id:bad:20171217212702j:plainや、キットカットだろうがアルフォートだろうがウィスキーにはなんだって合うんですよ。しかしですね、ホワイトちょこがけいちごは別格っつうか、六花亭のストロベリーチョコホワイトを北海道に行かずして食ってる、みたいな贅沢感が最高なんです。伝わってますかねこれ。

 

で、このホワイトちょこがけイチゴを無印のドライフルーツ&ナッツにぶち込みます。

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これ完全にヤバくないですか。ウィスキーのつまみの宝石箱ですわ。これが家飲みの席でスッと出てくるところを想像してください。こいつはただもんじゃねえ…って皆うなるでしょ??少なくとも俺はうなる。これが俺の考えるさいきょうの無印おやつです。

 

もちろんこれは俺の主観ですので、皆さまの考えるさいきょうの無印おやつも教えてもらえると嬉しいです。

3歳7か月

東京23区最高峰をほこる港区の愛宕山(標高26m)の登頂に娘が成功したのは今年の3月、娘が2歳11カ月だった時の話である。

 

 

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今回はid:hiroshift_futureさんの案内で娘と一緒に鎌倉トレッキングに挑んだ。北鎌倉駅から建長寺を抜け半僧坊、天園ハイキングコースを経由し今泉台に抜ける難コース(娘にとっては)。標高はゆうに140m、高低差120m。こいつはとんでもない大冒険だ…

 

 

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北鎌倉をスタート。紅葉シーズンだったせいか観光客がいっぱいだった。

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建長寺

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合掌一礼。

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建長寺の方丈庭園。

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紅葉が綺麗だった。

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けっこう急な坂。

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するする登っていく。

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サンクチュアリかよ?っていうぐらい階段と寺院の連続。

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振り返ると建長寺があんなに小さく見える。

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尾根に着いた。

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メシにしましょう。淹れたてのコーヒーとヒロシフトさんの奥様手作りサンドイッチ最高に美味しかった。

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すれ違う人たちに「こんにちはー」「こんにちはー」と声かけする娘。

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尾根筋を行く。

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鎌倉の海が見える。

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これはちょっと難易度高そうだったがあっさりクリア。

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無事下山。

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「ほら、みてー」「ほんとだ、飛行機とんでるねえ」

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おつかれさま。

 

季節の果実酒カクテルをつくろう (3)りんごブランデーでホットアップルとホットアップルジンジャー

 

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続きです。今回はりんごの果実酒を使います。

 

https://www.instagram.com/p/BMRCHjbBHwQ/

ブランデーとリンゴ、焼酎とリンゴ(引き上げ済)、焼酎とリンゴの種

 

リンゴの場合、かりんと違って漬け込むのは3,4日で十分です。種子酒の場合でも1か月で引き上げます。あまり長く漬けておくと酸化し雑味が発生するからです。しかし引き上げてからは最低3か月以上寝かせて熟成させる、と薬酒果実酒全科にはあります。たしかに漬けて引き上げたばかりのリンゴ酒を味見したらアルコール成分がちょっときつく感じましたが、1年以上熟成させたリンゴブランデーをいまこうして飲んでいると、すごく馴染んでいるというか、ちょうまろやかになっててとても美味しいです。

 

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完全にお湯割りがおすすめです。冬の寒い夜、あったかいホットアップルを飲みながら本を読んだりインターネットするのは最高です。

 

あるいは前回のしょうが酒をリンゴブランデーと1:2くらいでまぜてお湯で割っても美味しいです。ホットアップルジンジャー、かなり体が暖まる。寝酒にもよろしいのでは。

 

夏に飲む場合はキンキンに冷やしてソーダ割りですね。割るのを前提に濃いめに作るのがポイントです。