昨年この季節にカリンの果実酒を漬けました。
立派なカリンを頂いたのでカリン酒つけました。ちょー良い匂いする!
あれから1年が経ちました。
今年もまたカリンをいただいたので果実酒にしようと思います。その前に去年のカリン酒を空き容器に移し替えます。
左がブランデーに漬けたカリン、右が芋焼酎に漬けたカリンです。
一見ヤバいどす黒さを見せてますが、香りはとても芳醇です。
1年熟成のカリン酒の完成です。
今年のカリンはウィスキーに漬けました。また来年のお楽しみ。
さてカリン酒を飲みましょう。晩酌で飲むならトニックウォーターで割ると美味しいです。トニックウォーターは苦いので甘いカリン酒がほどよく調和し食事に合います。
あるいはカクテルにしても美味しいです。カリン酒を使ったカクテルレシピなんてありませんが、コアントロー(ホワイトキュラソー)の代わりに使えばいいと思います。例えばホワイトレディ。標準的なレシピではジン30mlコアントロー15mlレモンジュース15mlですが、ここではジン30mlカリン酒30mlすだち半分を使います。
なぜカリン酒を倍の分量にしてるのかというと、度数が低いからです。コアントローは40度、カリン酒のベースになった芋焼酎25度、果実からも水分がでるので実際にはもうちょっと低いです。カクテルグラスで飲むショートカクテルだと度数強めの方が美味しいので倍の分量にしています。
また、レモンではなくすだちを使っているのは、柑橘類は旬のものあるいは地のものを使った方が美味しいし季節感が出ると思っているからです。個人的におすすめです。
はい出来上がり。これ超絶に美味しかった。一流のバーラウンジででてきても全然おかしくない。マジで。
ちなみにご存知の方も多いかと思いますが、ホワイトレディのベースのジンをブランデーに変えるとサイドカー、ウォッカに変えるとバラライカ、ラムに変えるとXYZ、テキーラに変えるとマルガリータになります。カクテルの鉄板レシピですね。
しかしコアントローのところをいろいろな果実酒で代用し、レモンジュースのところを季節の柑橘類で代用するとまたいろいろなバリエーションのカクテルができますので季節のカクテルをつくるのにうってつけです。
このシリーズ、不定期で続く。